冬が近づき心が浮足立つクリスマスシーズンが終わると、お正月に向けての準備が始まりますね。
日本では、年神様を気持ちよくお迎えする為に、一年の汚れを落とす意味で物心ついたころから大掃除をする習慣が身についている方が多いのではないでしょうか。
もともとは、平安時代から続く神事「煤払い」が大掃除の起源だとされています。煤払いとは、一年の汚れを清め、お正月の神様である歳神様を迎える準備をすること。江戸時代に入り、旧暦12月13日に煤払いが行われるようになったことから現代においても12月13日は「煤払いの日」と定められ、大掃除などお正月の準備を始めるのにふさわしい日とされています。
そして、大晦日に食べる物といえば、年越し蕎麦。
大晦日に年越し蕎麦を食べる理由は、いくつか伝えられています。
1. 蕎麦は他の麺類に比べて切れやすいことから、「今年一年の災厄を断ち切る」と縁起を担いだ。
2. 細く長い麺であることから、長寿を祈願した。
とされています。

これから暮れにかけ、おいしいものを食する機会も増えるのではないでしょうか。
そんな時、生活習慣をもっと見直しておけば…とならないように日頃から気を付ける意識を持つことが大切ですね。
これからも日々の皆さんの生活を一緒に改善して行きましょう。

皆さん良い年をお迎えください…